ーー入塾は高2の12月でした。塾に入ろうと思ったきっかけは?
数学の成績が下がり、このままでは目指す大学に行けないと気づいたことです。
ーー入塾直前(高2の11月)の進研模試の数学は学年139位でしたが、高3の5月進研模試では学年理系10位まで大幅アップしました。その要因は?
おろそかになっていた基礎を塾の教材でしっかり固めることができたことです。無駄なく、必要なことを吸収できました。
ーー模試の判定もどんどん上がりました。入塾直前(高2の11月)は北大E判定でしたが、高3の7月進研模試C判定、11月の北大オープン模試ではA判定になりました。
勉強すればするだけ判定が良くなっていき、あまりできた手応えの無かった北大オープン模試でもA判定がとれて自信に繋がりました。しかし、判定が良いからといって油断してはいけません。
ーー共通テスト本番は目標点には届かず、北大D判定、九州大理学部C判定でした。両方の過去問を解いてみたりして悩みましたが、結局 過酷な方の北大に出願しましたね。
九大の入試問題が自分に合っていないと感じ、ずっと目標にしていた北大をあきらめきれなかったので、北大に出願しました。共通テストがD判定でも2次の配点が高いから十分逆転は可能だと思います。
ーー使ってみて役に立った問題集・参考書はありますか?
『北大の理系数学15カ年』です。それぞれの問題の難易度が書かれていて、解けなくてはいけない問題に重点を置いて取り組みました。
ーー川上理数塾の良かったところは?
簡潔にまとめられた塾の教材による学習を通して、家や学校のすきま時間に勉強する習慣がついたことです。わからない問題は先生が丁寧に解説くださり、しっかり理解することができました。
ーー大学では、どのような専門性の追求や社会課題の解決に取り組みますか?
豊かな自然に囲まれた環境で自然科学を学び、まずは自分に合った学部に移行できるよう頑張ります。生命とは何かについて深く学びたいと思っています。
ーー後輩へ受験勉強のアドバイスをお願いします。
一緒に受験勉強を頑張れる友達を見つけよう。
『もう遅いと感じたその瞬間が、物事をはじめる一番のタイミングである。』
ーー彼が入塾してきたときは、さすがに間に合わないのでは、という不安がありましたが、数学Ⅰの教科書の始めからやり直してもらいました。猛烈に大量の演習をおこなうことで、彼が持っていた才能が開花し、一気に数学が学年上位の成績になりました。
旧帝大にこだわり続けた矜恃を大切にして、立派な研究者になってほしいと思います。